2010年06月21日 19:55
毎日新聞 熊本版 平成22年6月21日
古民家鑑定士:資格試験に25人 /熊本
「古民家鑑定士」の県内初の資格試験が20日、熊本市の県民交流館パレアであり、建築や不動産業界関係者ら約25人が受験した。古い民家を建築や文化的見地から鑑定し、再利用法などを提案する資格だ。
試験を実施する財団法人職業技能振興会によると「古民家」とは日本の伝統的な建築方法で50~60年以上前にできた建物をいう。試験には、これまでに全国で800人以上が合格し、県内でも21人が認定されている。
県古民家再生協会の太田行雄理事長が古民家の種類や構造、特徴などを試験の前に講義した。受講者は真剣な表情で話に聴き入っていた。【遠山和宏】