古民家鑑定士　尾賀　隆

滋賀報知新聞　H22.6.13
＝県内初 古民家鑑定士資格試験＝
◇湖南・守山市
　一般社団法人滋賀県古民家再生協会（長阪靜理事長）は二十七日、県内で初となる「全国統一古民家鑑定士資格試験」を守山駅前コミュニティホールで催す。
　古民家鑑定士は、厚生労働省認可職業技能振興会の認定する公的資格。「古民家を査定し、活かしていく」ことを目的に、現在、全国八百人を超える有資格者が活動しており、県内でも十七人が認定されているという。
　固定資産税の観点から古民家はほぼゼロ査定だったが、近年、古民家の良さを建築的見地と文化的見地から見直し評価して残す運動が始まっている。
　同協会では、環境面だけでなく文化面でも古民家を後世に引き継いでいく事業に力を注ぐため、全国一斉の古民家鑑定士の資格試験を講習と合わせて開く。
　当日のスケジュールは、午後一時十五分から四時までが講習、同四時から四時四十五分までが試験で、希望者のみを対象とした古民家鑑定士資格活用セミナーが同五時から六時半まで行われる。
　詳しくは、同協会（ＴＥＬ０１２０―４４６―３０１、ホームページhttp://www.kominka-shiga.com/）へ。